Skip to main content
ガードレールを使用すると、エージェントまたはワークフローがBoxコンテンツに対して実行できる操作の境界を定義できます。 ガードレールを構成する際は、アクションをどこで実行できるか、どの管理対象ユーザーを対象にできるか、外部ユーザーをどのように関与させるかを決定できます。 これにより、管理者は、自動化されたアクティビティを正確に制御できるようになり、AIやワークフローの導入を拡大しながら、機密性の高いコンテンツの保護を維持できます。 ガードレールは現在、Enterprise Advancedをご利用のお客様がBox Automateの結果に対して利用できます。 製品固有の設定の詳細については、Box Automateでのワークフローの作成を参照してください。 Box AI StudioのエージェントアクションおよびMCPツールに対するガードレールは近日リリース予定です。 この記事では、構成可能な制約の種類、各オプションの動作、許可リストや不許可リストを定義する際に従うべきパターンについて説明します。
この記事で説明しているアクションは、すべてのBox製品で利用できるとは限りません。 Box Automateの製品固有の設定に関する記事を確認してください。

ガードレールの制約の種類

ガードレールでは、以下の3種類の制約を構成できます。
  • [ターゲットの基準] — アクションを実行できる場所を制御します。
  • [管理対象ユーザーの基準] — アクションに含めることができる内部 (管理対象) ユーザーを制御します。
  • [外部ユーザーの基準] — アクションに外部ユーザーをどのように関与させるかを制御します。

ターゲットの基準

ターゲットの基準では、アクションの対象となる場所を定義します。 [ターゲットの基準] ドロップダウンで、以下のいずれかを選択します。
  • [制限なし] — 対象の場所に対してガードレールは適用されません。
  • [特定の項目のみ] — 許可する対象の許可リストを定義します。
  • [例外を除くすべての項目] — ブロックする対象の不許可リストを定義します。

特定の項目のみ (許可リスト)

[分類を選択]: 分類ラベルを1つ以上選択して、許可する対象を定義します。 分類ラベルに基づく基準を定義するには、先に、組織内でShieldの分類ラベルを構成しておく必要があります。 分類ラベルを参照してください。 分類に基づくターゲットの基準の使用例:
  • ファイルの削除の場合、内部専用を選択すると、内部専用ラベルが付いたファイルのみを削除できます。
  • ファイルの移動の場合、内部専用を選択すると、内部専用ラベルが付いたフォルダにのみファイルを移動できます。

例外を除くすべての項目 (不許可リスト)

[分類を選択]: 分類ラベルを1つ以上選択して、ブロックする対象を定義します。 分類ラベルに基づく基準を定義するには、先に、組織内でShieldの分類ラベルを構成しておく必要があります。 分類ラベルを参照してください。 分類に基づくターゲットの基準の使用例:
  • ファイルの削除の場合、制限付きを選択すると、制限付きラベルが付いたファイルは削除できません。
  • ファイルの移動の場合、外部共有を選択すると、外部共有ラベルが付いたフォルダにはファイルを移動できません。

外部からアクセス可能な項目では許可しない

[外部アクセス可能なフォルダを制限する] の切り替えは、[例外を除くすべての項目] を選択した場合にのみ使用できます。 有効にすると、外部からアクセスできる対象の場所ではアクションを実行できなくなります。 以下のいずれかに該当する場合、その場所は外部からアクセス可能とみなされます。
  • 対象、対象の上位フォルダ階層内の任意のフォルダ、または対象を含むHubが、共有リンクを通じて誰でもアクセスできるようになっている。
  • 対象、対象の上位フォルダ階層内の任意のフォルダ、または対象を含むHubに外部コラボレータがアクセスできる。
  • 対象の所有者が外部の組織またはユーザーである。
例: [ファイルのアップロード] に対して [外部アクセス可能なフォルダを制限する] を有効にした場合、共有リンクが誰でもアクセス可能に設定されているフォルダ、外部コラボレータが存在するフォルダ、または外部ユーザーが所有しているフォルダ (あるいは上位フォルダ) にはファイルをアップロードできません。

管理対象ユーザーの基準

内部ユーザーが関与するアクションの場合、[管理対象ユーザーの基準] を使用して、アクションの対象となる管理対象ユーザーを定義します。 ドロップダウンで、以下のいずれかを選択します。
  • [制限なし] — 管理対象ユーザー向けのガードレールは適用されません。
  • [特定の管理対象ユーザーのみ] — 許可する管理対象ユーザーの許可リスト。
  • [例外を除くすべての管理対象ユーザー] — ブロックする管理対象ユーザーの不許可リスト。
オプションを選択した後、[ユーザーを選択] テキストボックスにユーザー名を入力し、追加するユーザーを選択します。 管理対象ユーザー向けのガードレールの一般的な使用例:
  • コラボレータの追加 — ワークフローによって追加できるコラボレータを、特定のリストの管理対象ユーザーのみに制限します。
  • 通知の送信 — 通知の送信先を、承認済みの管理対象ユーザーのリストに制限します。

外部ユーザーの基準

外部ユーザーが関与するアクションの場合、[外部ユーザーの基準] を使用して、アクションに外部ユーザーをどのように関与させることができるかを定義します。 ドロップダウンで、以下のいずれかを選択します。
  • [制限なし] — 外部ユーザー向けのガードレールは適用されません。
  • [特定の外部ユーザーのみ] — 許可する外部ユーザーの許可リスト。
  • [例外を除くすべての外部ユーザー] — ブロックする外部ユーザーの不許可リスト。
  • [外部ユーザーは許可しない] — アクションの対象として外部ユーザーを指定できません。
[特定の外部ユーザーのみ] または [例外を除くすべての外部ユーザー] を選択した後、[ユーザーを選択] テキストボックスにユーザー名を入力し、追加するユーザーを選択します。 外部ユーザー向けのガードレールの一般的な使用例:
  • コラボレータの追加 — [外部ユーザーは許可しない] を選択すると、ワークフローまたはエージェントによって外部コラボレータが追加されることを防止できます。
  • 通知の送信 — 外部への通知を、定義済みの外部ユーザーのリストに制限します。

既知の制限事項

  • ガードレールは、Box Automateの結果内のアクションにのみ適用されます。
  • すべてのアクションが、制約の種類をすべてサポートしているわけではありません。
  • 分類ベースのガードレールは、企業で定義されている分類ラベルに依存します。 分類ラベルを参照してください。
最終更新日 2026年9月15日